必然性の中で生まれる形

住宅の設計に関わり始めて7年。自分の目指す住まいの方向性を再確認したい。

 

自分が理想とするのは、必然性の中で自然発生的に出来上がるカタチ。

敷地の環境、クライアントの意向、構造的な制約、といった様々な条件の中で住まいは生まれる。答えは初めからそこにある。設計とは、諸条件を整理して形を取り出すことにほかならない。そこに設計者の恣意性はいらない。ただ読み取る力が必要なだけ。その読み取る力こそが設計者の職能といえる。

 

きれいな形に取り出すためのテクニックはもちろん重要であり、磨いていかないといけない。ただし読み取り方を間違えては意味がない。そこは経験を積み重ねて洗練させていくしかない。

 

 

抽象的な内容になってしまったが、今の自分の思いは大体こんな感じ。