福岡県の公示地価が上昇

2017年の公示地価が発表された。福岡県は住宅地で1.1%、商業地で2.7%の上昇。商業地で目立つのは、博多駅キャナル間の上昇率26.6%で全国12位。外国人観光客の需要増加が商業地を牽引する。昨年11月の博多駅前陥没事故の影響は、通年では全くないという。ただし、この事故により今後地下鉄七隈線延伸計画が遅れるなどすると、地価に影響する可能性もある。

 

九大六本松キャンパス跡地の再開発が進む六本松地区でも、予想通り大幅上昇の+9.9%。

キャンパスの建物がなくなってしばらくは、ぽっかりと空地ができて見晴らしがよかった。遠くの山の上ホテルまで見通せた。最近訪れると、大型の分譲マンションがそびえ立ち、すっかり元の(というより前以上の)密度感に戻ってしまった。

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■公示地価

国土交通省が毎年3月に公表する1月1日時点の全国の土地価格。約2500人の不動産鑑定士が評価する。一般の土地取引や公共事業用地の取得の際の価格の指標となる。