島根県芸術文化センター ”グラントワ”②

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芸術劇場大ホールホワイエ。写真右手に浮かぶ杉板型枠打ち放しコンクリートの量塊感が凄まじい。中庭から入り込む光が神々しく感じる。

 

『光にも風土性がある。最終的にそれを加味しなければ、

数値なんて何の役にも立たない。』 内藤廣

 

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コンクリートのマッスの荒々しさと、手すりの繊細なディテールの対比がおもしろい。

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偶然通り掛かった職員の方が声を掛けてくださり、ホールの中を見せてもらえることになった。巨大な切子細工を思わせる壁面の凹凸は、内部の表面積を増やして残響時間を調整する役割をもつという。

 

『デザインというのは技術を翻訳すること。そこで使われている技術のエッセンスを

分かりやすく翻訳すること。』 内藤廣

 

 

ホールは講演やコンサート等で頻繁に利用されているという。(今月はGLAYのシークレットライブが開催されるそうだ。)それでも職員の方は、大きなイベントは大体広島にとられてしまう..と嘆いておられた。

島根県芸術文化センター ”グラントワ”①

 休日にふと思い立ち、島根県益田市へ小旅行。

目的は建築家内藤廣氏の作品『グラントワ』の見学。f:id:cielo-n:20170316084529j:plain

人口47000人の地方都市に建つとはおよそ思えない巨大な公共施設。延床面積は19000㎡。美術館と劇場が一体となった珍しい建物。

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まず目を引くのが、RC造の建物を覆う、膨大な量の石州瓦。その数、屋根瓦12万枚、壁瓦16万枚。特に、外壁に石州瓦を用いるのはこの建物が全国初だという。赤茶色のこの瓦は、季節や時間によりその表情を変える。曇り空のこの日は、遠くから見ると金色に見えた。

f:id:cielo-n:20170316085941j:plain入口から入った瞬間目に飛び込む水盤。

 

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床タイルの目地がズレることなくきちんと通っている。美しい。

 

■石州瓦

三州瓦、淡路瓦と並ぶ日本三大瓦の一つ。島根県石見地方で生産される粘土瓦。耐久性に優れ、凍害・塩害にも強い。ちなみに島根県内で住宅を新築する際、石州瓦を用いると、瓦1㎡あたり480円の助成を受けることが出来る。(平成29年3月現在)

7つの習慣

 

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七つの習慣。私の行動の根幹をなすもの。

大げさでなく、自分の人生を変えてくれた一冊。

 

著者が本の中で一貫して訴えるのが、『原則』に沿った生き方をすること。

原則とは誠実、正直、本質、美徳、可能性といった、誰もが共有できる行動の指針となるもの。

原則中心に生きることが出来れば、表面的なテクニックなどいらない。それは枝葉にすぎない。

 

 

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